咳が続く

その咳、2週間以上続いていませんか?
呼吸器専門医が「長引く咳」の本当の原因を診断します。
風邪を引いた後に咳だけが残ることはよくありますが、「2週間」を超えて続く場合は注意が必要です。
さいたま市西区の湯澤クリニックでは、日本呼吸器学会 呼吸器専門医としての知見に基づき、長引く咳(遷延性・慢性咳嗽)の原因を特定し、一人ひとりに最適な治療を提供します。
呼吸器専門医が「長引く咳」の本当の原因を診断します。
風邪を引いた後に咳だけが残ることはよくありますが、「2週間」を超えて続く場合は注意が必要です。
さいたま市西区の湯澤クリニックでは、日本呼吸器学会 呼吸器専門医としての知見に基づき、長引く咳(遷延性・慢性咳嗽)の原因を特定し、一人ひとりに最適な治療を提供します。
「風邪のあとの咳」と決めつけないことが大切です
一般的に、風邪による咳(感染後咳嗽)は2週間程度で自然に軽快します。しかし、それ以上続く咳の裏には、別の病気が隠れていることが非常に多いのです。
特に以下の3つは、長引く咳の「三大原因」と言われています。
特に以下の3つは、長引く咳の「三大原因」と言われています。

・咳喘息(せきぜんそく)
喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)を伴わない咳が主症状です。風邪の後に気道が敏感になり、冷気や会話、運動などで咳き込みます。放置すると約30%が本格的な「気管支喘息」へ移行するため、早期の吸入ステロイド治療が重要です。
・アトピー咳嗽
アレルギー体質の方に多く、喉のイガイガ感を伴う咳が特徴です。咳喘息と似ていますが、使用する薬の反応が異なるため、的確な鑑別が必要です。
・副鼻腔気管支症候群
鼻水が喉に流れる(後鼻漏)ことで咳が出ます。鼻の症状を伴うことが多く、呼吸器と耳鼻咽喉科的側面の両方からのアプローチが欠かせません。
その他、マイコプラズマ肺炎や百日咳などの感染症、逆流性食道炎、あるいは血圧を下げる薬(ACE阻害薬)の副作用で咳が出ることもあります。
喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)を伴わない咳が主症状です。風邪の後に気道が敏感になり、冷気や会話、運動などで咳き込みます。放置すると約30%が本格的な「気管支喘息」へ移行するため、早期の吸入ステロイド治療が重要です。
・アトピー咳嗽
アレルギー体質の方に多く、喉のイガイガ感を伴う咳が特徴です。咳喘息と似ていますが、使用する薬の反応が異なるため、的確な鑑別が必要です。
・副鼻腔気管支症候群
鼻水が喉に流れる(後鼻漏)ことで咳が出ます。鼻の症状を伴うことが多く、呼吸器と耳鼻咽喉科的側面の両方からのアプローチが欠かせません。
その他、マイコプラズマ肺炎や百日咳などの感染症、逆流性食道炎、あるいは血圧を下げる薬(ACE阻害薬)の副作用で咳が出ることもあります。
呼吸器専門医による咳の診断
咳は本来、気道に入った異物や痰を外に出すための生体防御反応ですが、長く続くと体力や睡眠を奪い、日常生活に大きな影響を及ぼします。 咳の原因は、その「期間」や「痰(たん)が出るかどうか」によって大きく異なります。
咳が続いている期間はどれくらいですか?
医学的には、咳が続く期間によって以下の3つに分類し、疑われる病気を絞り込みます。
急性咳嗽(3週間未満)
遷延性(せんえんせい)咳嗽(3週間以上 8週間未満)
慢性咳嗽(8週間以上)
- 主な原因:多くはウイルス性の風邪(感冒)や気管支炎などの感染症です。
- 特徴:通常は自然に治まっていくことが多いですが、肺炎や心不全、喘息発作などが隠れている場合もあるため、高熱や呼吸困難(息が苦しい)がある場合は注意が必要です。
遷延性(せんえんせい)咳嗽(3週間以上 8週間未満)
- 主な原因:風邪などの感染症の後に咳だけが残る「感染後咳嗽」が多いですが、喘息や咳喘息などの慢性疾患の始まりである可能性もあります。
- 特徴:「感染後咳嗽」であれば、時間はかかりますが徐々に自然軽快していくのが特徴です。
慢性咳嗽(8週間以上)
- 主な原因:感染症が原因であることは少なくなり、喘息、咳喘息、胃食道逆流症、副鼻腔気管支症候群などが主な原因となります。
- 特徴:日本では「咳喘息」や「気管支喘息」が原因として最も多く報告されています。
どのようなタイプの咳ですか?
痰が出るかどうかで、考えられる病気が異なります。
乾性咳嗽(痰が出ない、コンコンという乾いた咳)
湿性咳嗽(痰が絡む、ゴホゴホという湿った咳)
- 疑われる疾患:咳喘息、アトピー咳嗽、胃食道逆流症(GERD)、薬剤(ACE阻害薬)による咳、感染後咳嗽など。
湿性咳嗽(痰が絡む、ゴホゴホという湿った咳)
- 疑われる疾患:副鼻腔気管支症候群(慢性副鼻腔炎の合併)、慢性気管支炎、COPD(慢性閉塞性肺疾患:タバコによる肺障害)、気管支拡張症など。
慢性咳嗽(長引く咳)の代表的な原因
8週間以上続く場合、以下のような病気が隠れている可能性があります。
咳喘息(せきぜんそく) / 気管支喘息
胃食道逆流症(GERD)
副鼻腔気管支症候群(SBS) / 後鼻漏(こうびろう)
アトピー咳嗽(がいそう)
そのほか慢性咳嗽は、肺がんなどの命に係わる病気やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎などの慢性的な疾患が隠れている場合があるので注意が必要です。
咳喘息(せきぜんそく) / 気管支喘息
- 特徴:咳喘息はゼーゼー、ヒューヒューという音(喘鳴)を伴わない、咳だけの喘息です。夜間から早朝にかけて悪化しやすい、季節の変わり目や冷たい空気、会話で咳が出やすいといった特徴があります。気管支喘息は喘鳴を伴う咳です。急に悪くなることがあり、入院して治療する場合があります。
- 治療:気管支を広げる薬や吸入ステロイド薬が有効です。
胃食道逆流症(GERD)
- 特徴:胃酸が逆流して咳の神経を刺激します。胸やけの自覚がないこともあります。会話、食事、起床直後、上半身を前屈した時などに咳が悪化しやすいのが特徴です。
- 治療:胃酸を抑える薬(PPIなど)を使います。
副鼻腔気管支症候群(SBS) / 後鼻漏(こうびろう)
- 特徴:慢性副鼻腔炎(蓄膿症)などが原因で、鼻水がのどに垂れ込む(後鼻漏)ことで咳が出ます。痰が絡む咳(湿性咳嗽)が特徴です。
- 治療:マクロライド系抗菌薬や去痰薬などが使われます。
アトピー咳嗽(がいそう)
- 特徴:のどのイガイガ感(そう痒感)を伴う乾いた咳が続きます。アトピー素因(アレルギー体質)のある方に多くみられます。
- 治療:ヒスタミンH1受容体拮抗薬(抗アレルギー薬)が有効です。
そのほか慢性咳嗽は、肺がんなどの命に係わる病気やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎などの慢性的な疾患が隠れている場合があるので注意が必要です。
咳が続く際の治療の考え方
長引く咳の治療は、単に「咳止め」を使って咳を止めることではなく、原因となっている病気を突き止めて治療することが原則です。 例えば、咳喘息であれば吸入ステロイド薬や気管支拡張薬、胃食道逆流症であれば胃薬といったように、原因に応じた「特異的治療」を行います。
また、喫煙、肥満、お薬(ACE阻害薬など)の影響など、咳を悪化させる要因がある場合は、それらへの対策(禁煙、減量、薬の変更など)も重要です。
長引く咳は我慢せず、呼吸器専門医による診察ができる湯澤クリニックにご相談ください。
また、喫煙、肥満、お薬(ACE阻害薬など)の影響など、咳を悪化させる要因がある場合は、それらへの対策(禁煙、減量、薬の変更など)も重要です。
長引く咳は我慢せず、呼吸器専門医による診察ができる湯澤クリニックにご相談ください。

咳が続く際に注意が必要なサイン
以下のような症状がある場合は、肺がん、結核、肺炎、心不全などの重篤な病気の可能性があるため、早急に医療機関を受診してください。
- 血痰(血の混じった痰)が出る
- 発熱が続いている
- 安静にしていても息苦しい、夜間に息苦しさで目が覚める
- 胸の痛みがある
- 体重が減ってきた
- 声がかすれる(嗄声)
当院での検査と診断の重要性
「咳を止める」だけでなく「原因を突き止める」ために、当院では以下の検査を丁寧に行います。
・胸部レントゲン検査
肺がんや肺結核、肺炎など、重大な疾患が隠れていないかを確認します。長引く咳において、まず最初に行うべき極めて重要な検査です。
・呼気NO(一酸化窒素)検査
吐く息の中のNO濃度を測定し、気道の炎症(アレルギー性炎症)の有無を調べます。咳喘息の診断に非常に有用です。
肺がんや肺結核、肺炎など、重大な疾患が隠れていないかを確認します。長引く咳において、まず最初に行うべき極めて重要な検査です。
・呼気NO(一酸化窒素)検査
吐く息の中のNO濃度を測定し、気道の炎症(アレルギー性炎症)の有無を調べます。咳喘息の診断に非常に有用です。
院長より
長引く咳でお困りの皆様へ
「咳くらいで病院に行くのは……」と我慢され、夜も眠れず体力を消耗してから来院される方を多くお見かけします。
咳が長引けば長引くほど、気道は過敏になり、治るまでにも時間がかかってしまいます。2週間という基準を目安に、どうぞお気軽に当院へご相談ください。呼吸器専門医として、あなたが一日も早く穏やかな日常を取り戻せるよう、尽力いたします。
咳が長引けば長引くほど、気道は過敏になり、治るまでにも時間がかかってしまいます。2週間という基準を目安に、どうぞお気軽に当院へご相談ください。呼吸器専門医として、あなたが一日も早く穏やかな日常を取り戻せるよう、尽力いたします。

